SANCHARI:Dncer; Leela Samson

この動画は、私がインドで彼女のもとでインド舞踊を学んでいたころの1990年頃のものです。
私が知る師;リーラ・サムソンは、この頃は身体的にも抜群のエネルギーとパワーを蓄え、更にインド舞踊の詩的表現の繊細さや哲学的意味合いの理解なども含め、彼女のもつハイセンスさが表わされた圧巻であると思います。
リーラによるレッスン風景のなかで踊っているお弟子たちは、懐かしいクラスメイトたちです。

舞踊の精神性 / spirituality of dance

 わたしは、インド舞踊がどのような起源をもち、どんな変化の中を経過し、今日まで受け継がれてきたのかを考えてみるとき、そこに一貫して流れているものが何なのだろう。という思いに駆られます。なぜなら舞踊スタイルというものは、広大なインドにおいては各州がそれぞれに異なる言語、習慣のなかで、それぞれに特徴ある舞踊スタイルを形づくっているからです。まして何百年、何千年も以前にどのような舞踊が踊られていたのかは、わかりません。そこで考えられるのは、精神性、神と人間との関係において、引き継がれてきた精神性こそが、その流れの正体ではないでしょうか。わたしにはそう感じられます。

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Nritta : pure dance

ヌリッタが純粋舞踊とよばれるのは、人間の身体の各部分が、それぞれの位置関係を明確にし、与えられたTala:リズムサイクルの中で、種々のJati:リズム変化を刻みます。師Leela Samsonもヌリッタとは、ダンススタイルのHeart-beat:鼓動である。と言われています。

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Hasta & Viniyaga : Mudrar & useing

このハスタは、ヌリッタのなかでは特別の意味を伝えることはなく、動きの中に華やかさ、優雅さ、力強さなどの変化を添えます。またハスタとは、手のジェスチャーの意味だけでなく、“手・指のあり場所”であると教えられました。バランスがとれ、左右対称に組みたてられていることも特徴的です。

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ダンスの中の相対性 / Relativity in dance

Bharatanatyamのスタイルは、“調和の舞踊をいきいきと表現している”と 師の著書「Rhythm in Joy」のなかで述べられています。その調和とは、ダンスのなかでどのように表れているのでしょう。正反対の性質や相関関係に分けて考えてみることにします。

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身振りの鏡 / mirror of gesture

1.000 A.D 頃、 Nandikesvaraにより書かれた「Abhinayadarpanam」(演劇と舞踊の身振りに関するテキスト)を、1917年に、A.K.Coomaraswamy と言う学者により翻訳、概論された本のタイトルが “ Mirror of gesture ”と言います。私はこの言葉に引かれ、何かとても深い意味が含まれているんじゃないかと感じました。

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